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015番歌：君がためはるの野に出でて若菜つむわが衣手に雪はふりつつ

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014番歌：陸奥のしのぶもぢずり誰故に亂れそめにしわれならなくに

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016番歌：立別れいなばの山の峯に生ふるまつとしきかば今かへりこむ

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014番歌：陸奥のしのぶもぢずり誰故に亂れそめにしわれならなくに

019番歌：難波がた短き蘆のふしの間も逢はで此世をすぐしてよとや

020番歌：佗ぬれば今はたおなじなにはなるみをつくしてもあはむとぞ思ふ

016番歌：立別れいなばの山の峯に生ふるまつとしきかば今かへりこむ

018番歌：住の江の岸に寄る波よるさへや夢の通ひ路人めよくらむ

013番歌：筑波嶺のみねより落つるみなの戀ぞつもりて淵となりぬる

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010番歌：是れやこの行くもかへるも別れては知るもしらぬも逢坂の關

009番歌：花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに

008番歌：わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり

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020番歌：佗ぬれば今はたおなじなにはなるみをつくしてもあはむとぞ思ふ

019番歌：難波がた短き蘆のふしの間も逢はで此世をすぐしてよとや

018番歌：住の江の岸に寄る波よるさへや夢の通ひ路人めよくらむ

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025番歌：名にしおはば逢坂山のさねかづら人に知られでくるよしもがな

024番歌：此の度はぬさも取あへず手向山紅葉のにしき神のまにまに

023番歌：月見れば千々に物こそ悲しけれわが身一つの秋にはあらねど

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